SPEEDEMONの活動記

主にクルマ(愛車は初代VMGレヴォーグGT-S D型)にまつわる出来事を中心に綴りますが、私生活の出来事も動画UPや、一個人の感想を交えて語ります。

寿命は誰が決めるのだろうか? その②

(昨日の続き)
その『鼻から管を入れられて、終始、口をアングリ開けっ放し』
の患者さんを見掛けた時、
「自分が客観的にどういう状況に置かれているのか、
果たして知っているのだろうか?
そこまでして御本人は『まだ生きたい』と熱望しているのだろうか??」
と疑問しかなかったことを今でも鮮明に記憶している。


その患者さんにはとても失礼なのだが、傍から見ると、
『自意識があるのか無いのか、つまり生きているのか死んでいるのか解らない
醜態』でしかない。
自分の人生の末路をあんな姿を晒してまで
ご本人が望んでいるとはとても思えず
嫌々誰かに生かされているようにしか見えないのである。
それがご親族のご意向なのか、病院の意向なのかは当然判らない。。。


日本は長寿国であることを世界にアピールするために利用され、
大金を費やされた『間接的な犠牲者』なのではないか、とさえ思える。


もしかしたら、本人が望んでいない延命に付き合わされ、
本当に寿命が尽きた時に少しでも平均寿命を上げたい
『国の必死なプロパガンダ』に利用されているならば、
これが本当に福祉国家なのか、疑念しか残らない。


因みに小生の基本思想は、『まるっきり右』であるが、
こと、この問題については国の方針に疑念しかない!


当然、小生も他人事ではない現実問題で、父親は10年前に他界したが、
母は今となっては時折童心に還る時があるけど、一応「健在」である。
高齢なので当然年金受給者であるが、
齢74の今でもパートに出掛けており、
額は少ないけど今も、立派な納税者!』でもあり、
社会の立派な一員である!
この歳で賃金を得ている方は、そうそう多くはいないと思う。


「老後は悠々自適にのんびり過ごすのもいいと思うけど、
家に籠りがちになると話す機会がなくなって老化進行が早くなり
認知症になりやすいから、
出来ればこれからも無理しない程度に働き続けて欲しい」
とお願いしている。


「酷な事を言う息子だな!
親を労る気持ちがない親不孝者!」


なんとでも思うがいい!
実際、外に出て手足を動かし、世代が違うパート同僚と会話して刺激を受け与え、
喜怒哀楽を感じながらハリのある生活を続けることで、
「いつまでも健康を維持できる、
それが叶わなくても老化進行を遅らせる、

それを本人が一番望むこと」
と信じるからです。


がしかし、遅かれ早かれ、自分の親の介護問題と対峙することになる。
日常生活から始まる認知症、内臓疾患での入院生活が待っていることであろう。
果たして小生は、これらの問題に真正面に向き合って最期まで看取ることが出来るのだろうか?
案ずるより産むが易しで、その時になればその時の最善を尽くすしかないのである。


ただ自分でも矛盾することを述べていることも承知している。


他所のご老人は「そこまでさせて長生きさせたいのか?」の気持ちに対し、
自分の親は「少しでも長生きして欲しい」
なんてムシの良いことを考えているんじゃないかと。


来月の帰省時に、幸いにもまだ健常者である母親にこのことを相談する予定だ。
死後のことでいろいろと話したことはあったけど、
死後の話より、今は死ぬ前の行事が重要だから。


(今日はここまで、続きは後日)