賃貸住宅の敷金返金について 最終話 最後まで波乱!
(前回の続き)
2月の土曜日、仕事が残っていたので出社して業務をこなし、
その合間に電話で凸してみた。
私は開口一番から威嚇丸出しで、
「お~~い、○○さん、振込を確認したぞ!
でも振込金額が裁判で認めた金額と違うぞ!
これはどういうことやねん?」
ジジイ)「ちゃんと振込んでいるよ!」
ま~た一悶着ありそうな展開になりそうだ!
私)「じゃあ、なんで136,000円じゃなくて、
135,790円なんや?怒怒!!」
ジジイ)「だって振込手数料を差し引いているからしょうがないだろ!!怒」
私)「はああ?振込手数料って、お前なあ、オレの振込指定口座は、
お前の会社の取引銀行も支店も同じところしてんのに、
なんで振込手数料がかかんねん?かかるわけないやろが!!
おかしいやろ、このドアホ!!!!」
私は家賃を振込む度にかかる振込手数料が負担になり、
わざわざ同じ銀行の同支店で口座開設し、振込手数料を節約していたのに、
このジジイはそんなことは全く気にも留めない。
ジジイ)「振込手数料分差し引くのは常識だろが!」
私)「お前のちっさいモノサシでオレを測るな!
お前の常識は、世間の非常識だと未だに認識が足らん
ようやな!」
挙句の果てには、
「振込んだことをありがたく思え!!」
と吐き捨てる始末!
それまで言うまい言うまいと我慢していたが、
遂にこの言葉を吐いてしまった。
「いいか?よく聞け!前に住んでいた建物だけでなく、
オレが知ってる他の建物の住民にも、
此度の裁判の一部始終とお前の素性を、
判決文のコピーも付けて配ってやるからな!!
そしたらどうなる解るか?お前は今後、その建物から出ていく人には、
必ず敷金を返さなければならないからな!
よ~く覚えとけよ!!!」
さすがのジジイもこれには閉口し、
電話で「チッ」と舌打ちした音が聞こえた(笑
私)「解ったか?今後はその日が来る度に、
首洗って待ってろ!!」(電話プチッ
裁判で満額ではないけどお金が返還されることが確定し、
「一応勝った!」と誇っていたが、ジジイの猛省どころか、
反省すら微塵もない態度を知った結果、
この勝負、負けた気になり悔しくなった。
輩は全く改心していなかった!
だから勢いそのままに、その後はデスクに戻り、
裁判の一部始終と、ジジイの素性を知りうる限りの内容を編集した。
逆に「名誉毀損」で訴えられる覚悟で仕事そっち除けで作成に没頭した。
だって脚色無しの『事実』なんだもん(笑
作成が終わると配る人数分をコピーし、
その日のうちに前の住まいの建物に行き、
隣の建物で世話になった床屋のおばちゃんに通帳を見せ、
まずは回収した旨の報告をした。
おばちゃん
「あんた!すごいわね~!
あの人から敷金を返してもらったなんて、すごいわよ!」
なんて褒め言葉を頂いた。
その場には、おばちゃんの家に来た人とたまたま居合わせ、
その人もジジイの物件に住んでいると聞き、
「いつか出ていく時に、これを見せたら敷金は必ず戻ってきますから、
持ってて下さい。水戸黄門の印籠みたいなもんです!」
と言い、封筒に入れた判決文付裁判の全容を渡した。
感謝されたのは、改めて言うまでもない。
その後は前回同様、建物1Fの集合郵便受けでなく各部屋を回り、
ドアの郵便受けにネジ込むように入れて帰った。
当分あのジジイの精神に安らぎは無かっただろうな笑
オレを敵に回したことを、死ぬまででなく、
憎しみも込めて、死んでからも後悔させてやる!
将に “crush you with my hate, forever!”
生きてる間は敷金返還で、
生き地獄を死ぬまで味わうがいい!(大笑
"In to the hell ! !"
(後日談で、2年半前に東京に遊びに行った時、
先に出た床屋のおばちゃんに会うため、立ち寄って話を聞いたところ、
既に「死んでた」)
普通は「お亡くなりになる」と語りたいところだが、
「死んでた」と語ることで、測り知れない程の恨みつらみしかなかったのかを
読者方々にはご理解頂きたいし、ご了承願いたい!
これほど人を憎み、今でも容赦出来ない輩は、東京で約19年過ごした中で、
『唯一』このジジイである。
手紙をネジ込むこと数か月後、港区にもあった「行きつけの店」に顔を出したら、
店のマスターから真顔で、
「怪文書が出た!と、この近くの不動産会社で噂になってるよ!!」
と聞いたものの、「ふ~ん」とだけ相槌を打ち、
他人事のようにその話題を終わらせた。
この話を始めた時にも述べたけど、余程のことが無い限り、
敷金は借主に返さなければならないのに、
怪文書と思うこと自体が、そのKA不動産も底が痴れてるわ!
輩の物件を紹介してくれた「アホ不動産屋」だけに(笑
自分たちの思惑だけで地球が回っているとでも思ったら、
それは大間違いだ!KA不動産も思い知るがいい!!
ということで、私が身を以って経験した敷金返還に係る一部始終は、
以上である。
今後、誰かがこのことで困った人がいたら、
このブログまで誘導して是非参考にして欲しいです。
ただ、裁判を勧めているわけではありません。
ここまでこじれなくても、普通の話し合いで解決すべき問題です。
認識不足の貸主が多いことが問題で、返還を自覚してもらいたいのですが、
借主だけではどうすることも出来ないのが現実です。
だから、話し合いで解決することばかりではありません。
悲しい話。。。
「どうしても裁判したい」と言うのなら、私は止めません。
ご相談は、いつでも受け付けます!
でも、今まで載せた手順通りにすれば、
裁判手続はスムーズに進むので、
問合せは無いだろうな笑
このシリーズ最後の締め括りとして、
こんなことが裁判になるような社会が、早期撲滅することを願って止みません。
【敷金返還シリーズ完】
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。