SPEEDEMONの活動記

主にクルマ(愛車は初代VMGレヴォーグGT-S D型)にまつわる出来事を中心に綴りますが、私生活の出来事も動画UPや、一個人の感想を交えて語ります。

賃貸住宅の敷金返金について 第16話 判決後の1日

(前回の続き)


今思えば、これが第1回敷金返還訴訟なのだが、当時は
「もう裁判は無いかも、いや、無いことを祈りたい!
もう、この人に関わるのはご遠慮願いたい!!」

こんな気持ちしかなかった。


それでも心地良い疲れで帰社すると、
今日の裁判判決を気にしていた同僚がいて早速訊かれたから、
予めA4の紙で作っておいたこれをアタッシェケースから取り出して
『ズバッ』と提示した。



作成から10年以上経過して、今でも捨てずに持っているのも恥ずかしいけど、
当時の大事な思い出であり小道具なので、死ぬまで保管しようと思う。
半分、「ネタ」のつもりで笑ってくれてはいたけど。。。


改めて判決文を見せたら、
「へぇ~、これが判決文なんですかあ~~、でも難しくてよくわかんない。」
なんて言ってたような。
でもこの裁判に関わったら、「イヤ」でも解るようになるよ!


無論、その後に上長に改めて「勝訴」した旨を報告し、
判決文も一緒に提出したが、特に感想は無かった笑


とにかく、この日は上機嫌で仕事に励んだことは言うまでもない!!


やがて時間が経過し、会社を出て家に帰るところだが、
行きつけのバーに寄らなければ意味が無い!
そのバーで、常連のお客さんとこのことを度々話題にしていた。


勝訴したらヘネシー入れて、その時間その場に居るお客さん全員に
1杯おごるパーティーするから!」と息巻いてたな。


この日のバー入店時、店の人から「判決はどうでした?」と訊かれたので、
ここでもやはり、アタッシェケースから取り出して
『ズバッ』と提示。すると直ぐにツッコミが入った。


「そうじゃないでしょ?半紙に毛筆で『勝訴』でしょ!?」と。


本当は、TVのニュースで裁判所玄関から走りながら毛筆で達筆な
「勝訴」と書かれた紙をを掲げるようなイメージをしていたが、
実際は字が下手で毛筆なら尚更変になるため、それは止めといた。
だから、手軽に会社のコピー用紙を使いフォントを最大文字で編集し、
少しでも裁判の気分を出そうと画策したけど、やっぱり不評だ。


程なく話は例の「ヘネシーは?」になり、
実際に入金が確認されないとお金を払えないから、
「祭りはその時までお預け!!」
と、釘を刺すしかない。普段呑んでる安い焼酎と違い、
貧乏サラリーマンにとって、ヘネシーは本当に高いから!!


判決後の1日は、こんな感じで過ぎたかな?
今はそのスポーツバーは閉店し、私は鹿児島に戻ることになり、
常連さん達と疎遠になったけど、現在もご健在だろうな!!


みんな頑張れ!オレも頑張る!!


(これで最後のような文末だけど、続きは後日)