SPEEDEMONの活動記

主にクルマ(愛車は初代VMGレヴォーグGT-S D型)にまつわる出来事を中心に綴りますが、私生活の出来事も動画UPや、一個人の感想を交えて語ります。

賃貸住宅の敷金返金について 第2話 電話攻勢1

(前回の続き)


敷金を返す意思がなく、住んでいる地域も離れ離れの元家主から返還させるには
どうしたら良いのか、手っ取り早い手段として


「やっぱり電話して円満解決しかないだろ?」と思い、連絡することにした。
というか、これが唯一の方法と思っていた。


ただ、相手は80前後の老人の為、遅い時間に電話で凸するわけにもいかないし、
かと言って当方も仕事があるため、日によっては遅い時間まで仕事をするので、
電話するタイミングを若干考えなければならなかった。


「鉄は熱いうちに打て」という諺もあるから、思い立ったら早速実行!
しかし、仕事優先してその後の電話だと時間が遅くなり、
憎っくき相手とはいえども、機嫌を損ねてこちらの思惑に乗ってくれないだろうし。。。


しかしながら、仕事中でも電話を掛けられるチャンスを社内で発見した!
その当時、私は喫煙してたので社内の俗に言う「喫煙ルーム」で
度々休憩していたのだった。
ただし、スペースはそれほど広く無いので、話し声が筒抜けになり
同室内にいる同僚に迷惑を掛けることにもなるし、
ちょっと大声を上げたら室外に声が漏れてしまうから注意が必要だ。
でも話をつけなければ泣き寝入りするだけだから実行あるのみ!!


そうと決まれば、喫煙ルームへゴー!


時間も夕方にして人がいなくなったら、携帯電話を手にして早速相手先へで凸!


何回か掛けてようやく出てきた!


元家主)「もしもし、○○です」


前回返す気が全くないことを忘れたフリして答えた。
私)「いやあ~、○○さん、その後、敷金の返還はどうなりましたか?」
元家主)「だから返す理由なんかあるわけないじゃない!!
     汚くして出て行ったからいくらかかったか、あんた知ってんの?」


この期に及んで、まだ汚くしたとヌカしている家主。
まあ~百歩譲ってそうしたことにしよう。


私)「あなたは経年劣化と言う言葉と意味をご存知ですか?」
と尋ねたところ、
元家主)「何十年も不動産屋やってましたから当たり前じゃないの!知っていますよ!」
私)「なら話が早いですね。こちらに過失があった損傷分を差し引いても
   返還出来る金額の合理的基礎がある筈です。すぐに返して下さい!」
元家主)「あなたは過去に家賃を滞納したことがあるから、
     その迷惑料として受け取りますよ!!」(ガチャ


2回目はそんな感じだった。確かにその住居に居た時は何度か生活に困り、
家賃を払えず迷惑を掛けたし、業を煮やされて鍵を付け替えられて家に入れずに
外で一晩過ごしたこともあったから、それは非常に申し訳なく思っている。
今考えると、『住居不法侵入罪』だったのだが。


だが、その後は不足分も充当して滞りなく振込んできたし、
何より、此度の話と家賃滞納は全く無関係だ!!!


どう考えても筋違いな事を輩は言っている。
それで当時在りし日の実家の親父に電話で相談した。
昔ながらの人間で理も無ければ学も無いけど、声を聞きたくなったからだ。
すると、「電話で押し倒せ!!」と半分脅しに近い言葉で押し切れと言われた。
「まあ、それも有かな?私はちょっと前までは市中金融屋にいたこともあったし。」
なんて軽く考えたけど、電話するには遅い時間になり
後日にやろうと決めた。


【次回予告】電話攻勢の続きです。