(昨日の続き)

引越の段取りで要るもの要らないものを選別したら、
転居先に持ち込む荷物は減るのが普通であり、
特に大事と思わない書類は「ゴミ箱直行」である。

以前の住居で11年と数か月を過ごし、
更新の度に更新契約書を受け取る回数延べ5回(入居時含めると6回)。
几帳面な人なら、これを大切な書類と判断し全て保管し、
今回のような不測の事態に備えることだろうが、
私は家の事は決して几帳面でなく整理下手なので、
更新の度に前の更新契約書は不要と見做し、
保管せずに即捨てだった記憶しかない。。
そのため、引越先にその書類を持ってくることなど、考えてもいなかった。

心中は全く穏やかでない！！

「どうしよう!?どうしよう!?!?
　あれがないと裁判で争うことが出来ないぞ!?
　あわあわあわ・・・」

ようやく引越の片付けが一段落しそうな時に、
また引出や収納を引っ張り出し、中身を確認する作業をしなければならないかと思うと
非常に苦痛だった。それでも当時の状況でハッキリ判っていることは、
過去更新した賃貸借契約書が
「揃って保管されず、殆どがゴミクズとなっていること」
である。
もしかしたら、全部ゴミになっているかもしれない。
だから1枚も手元に無いことも充分考えられる！そりゃ見つからないわ・・・

元家主に頼んで、「入居当時の賃貸借契約書のコピーをくれ！」とでも頼もうか？
頼んだところで断られるのが関の山だろうな。
誰も自分の不利になることを進んでやる人は、
まず、いない！！

一晩かけても見つからないので、恥を忍んでダメ元で元家主に電話で催促したら、
案の定、却下！逆に説教されてしまった・・・
当然だな、逆に自分が同じことをされたら絶対に断るし、
この家主だから云々という話ではない。

勝訴裁判を前にして、一番肝心な証拠資料が無いことは
手痛いミス！であり、蛇の生殺しでもある！
これを絶対にモノにしないと、死ぬまで後悔しそうだ！！
こんな事になると解っていたら、
捨てる事なんてしなかったのに・・・はあ・・・

そこで、知り合いの大学院生にもその旨を相談しても、やはり
「最も大事な証拠資料だから、無いと非常に分が悪い！」
との見解で、契約書無しでの裁判はほぼムリと悟った。。。

入居当時の契約書は無くても良いけど、
直近の契約書は見つかってくれ！

そんな思いで当時は捜し続けた。

(続きは夕方以降に)