賃貸住宅の敷金返金について 第5話 建設的な会話へ
(今日の続き)
これ以上、事を荒げるつもりはなかった。
この現状からどのように穏便に解決させるか?
作戦を切り替えてもう一度電話することにした。
とにかく、話し合わなければ解決する話も出来ないからだ。
元家主)「〇〇です。」
私)「(おっ、素直に電話に出たな、切られないように対話するか!)元借主です」
会話の要約はこうだ。
まず自分の対応が大人気無かった点を反省する旨を伝えた上で、
こちらが納得できない点を、以下にまとめて伝えた。
①原状回復にどれだけ費やしたのか?
②その見積と請求書が妥当な金額なのか?
③それらがウソじゃなければ新しい住所への郵送依頼
まずは疑問点3点についての事実を知りたいので、これを伝えた。
敵はあっさりと疑問に答えるように後日、
郵送で原状回復費用の書類(当然コピー)が届いた。
話せば解る爺さんではある!
どれどれと開封し確認すると、
普通の紙による請求書じゃなくて、「FAXの日付日時が刻印された請求書」で、
数量・単価を計算すれば金額が解るけど、その金額が尻切れトンボで
後ろの金額が読めない紙で寄越しやがった。
全部が読めるコピーを送りなおせ!と説教したかったけど、
振込明細のコピーも付けてくれたし、
確かにこの金額で支払ったことが理解出来る。
その金額は225,782円也
確かに、約16万円の敷金を確かに超えているから、
このじいさんの考えは間違っていないようにも思える。
だがな、オレはこの元々汚い部屋に約11年と半年ほど住んでいたんや!
それだけ住めば何かしら劣化したり汚れるのは明白で、
交換や修繕する費用は当然家主持ちだろが!
この当時は非喫煙者だったから当然タバコを部屋で吸ったことは一度も無い!
真冬にストーブを焚くくらいだ(小声)。
こちらが負担する謂れは全く無い筈だ!
一応、このコピーを知り合いの当時K大法学部の大学院生(現在A大学の准教授)にも見せて、借主が負担する妥当性の有無を確認してもらうと、
“全く無い”ということで見解が一致した。
今回はここまで。次回は再度爺さんとの対話へと続きます。
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